■胎動とは?
・胎児が子宮の中で動くことです。(呼んで字のごとくですね)
・胎児が1番良く動かすのは足になります。
■胎動の具体例
・妊娠16週から21週くらいになると、胎児が動いているのが妊婦自身で感じることが可能になります。
・妊娠8週目くらいから胎児は動いているのですが、力が弱いので妊婦が感じることは出来ません。(このような妊婦が感じることが出来ない胎児の動きでも胎動になります)
・最初の頃はへそから恥骨にかけて腸がぐるぐるしたり、ぴくぴくしたり人それぞれ違います。消化不良くらいにしか思わないこともあるようです。
・胎児が成長して子宮が大きくなってくると、胎動を感じる位置がだんだん上がってきます。へその上ぐらいで感じるようになります。
・妊娠後期には胎児は頭を下にして、足を動かしますから胎動もお腹の上のほうで感じられるでしょう。(逆子の場合は、お腹の下のほうで胎動を感じます)
・出産が近くなると、子宮に対して胎児が大きいので胎児が動きにくくなります。あまり胎動は感じられなくなりますが、心配する必要はありません。
※妊娠20週頃になると、ほとんどの妊婦が胎動を感じることができます。胎動を感じることが出来なければ、医師に相談してみてください。
■ダウン症の胎動
・胎動が通常と比較して弱い場合が多いようですが、胎動だけでダウン症を判断するのは困難です。(正常な胎児でも胎動が弱いケースはありますから)
・妊娠12週以降であれば、羊水検査を受けて染色体の異常の有無を判定することにより、ダウン症の可能性が高いかどうか判断可能です。
※ダウン症児は首の後ろ側に浮腫(むくみ)が出る為、首が太くなる傾向があります。首の太さを測定することでダウン症の可能性が高いかどうか判断可能です。
■胎動と母性について
・妊婦は胎動を感じるたびに、自分の体の中に生命が宿っていることを痛感することでしょう。
・肉体だけでなく、心も母親になる準備をしなくてはなりません。
・お母さん、産まれてきてから虐待なんか絶対にしないでくださいね。
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