■性別の決まり方
人間は細胞の核の中に23対、46個の染色体を持っています。1対は父親から、もう1対は母親から譲り受けたものです。
このうち常染色体と呼ばれる22対は、体質や性格を伝えるもので男女共通になります。
残りの1対が男女の性別を決める性染色体となります。
女性の染色体はXが対になったXX型で、男性の染色体はX型とY型が対になったXY型になります。
卵子の染色体は二つともにX型のXX型ですが、精子の染色体はX型を持つものとY型を持つものがあり、卵子がXとYのどちらの染色体を持つ精子と受精するかによって性別が決まるのです。
女・・・X染色体とX染色体を1対とする性染色体を持っているもの |
男・・・X染色体とY染色体を1対とする性染色体を持っているもの |
以上のことから、産まれてくる赤ちゃんの性別は受精した瞬間に決定しているのです。
理論的には男(XY型)と女(XX型)どちらの性別になるかは50パーセントずつですが、実際には男の子が産まれる確立のほうが少し高いようです。
|
|