■妊娠と排卵日
・自分自身の排卵日を知っておく事は、不妊治療はもちろん避妊(妊娠しにくい)時期を知る場合や体調管理にも役に立ちます。
※女性なら排卵日を知ることを一度は試して欲しいです。 排卵日を知ることは、婦人病や生理不順などの予防や早期発見にもいいですよ。
■基礎体温で排卵日を知る
・基礎体温によって排卵日を予測する事が可能です。
・低温期の最後に、一段低く体温が下がる日が排卵日だと考えられています。(しかし、排卵日は必ずしも低温期の最後の日が排卵日とは限りません。低温期の最後の日の前後2日から3日間のうちに排卵があるものとお考えください)
・妊娠可能な時期は排卵日前後2から3日になります。(逆に言うと妊娠を避けたい時は、排卵日がいつかが分かればいいということになります)
■経腟超音波検査で排卵日を知る
・腟内に入れたプローブという細い筒から超音波を出して検査します。
・卵胞の直径を測定することで、排卵日を予測することができます。
・卵胞の直径が20ミリ近くになれば、排卵が近い状態です。(個人差はあります)
・何度か連続して検査する事により、いつ卵胞が破裂したか判断できますので、排卵日の予測が可能になるというものです。
・個人差がある基礎体温に比べ、正確にいつ排卵が起こったか分かります。
※子宮や卵巣の異常を知るのにも有効です。
※超音波ですので、特に痛みや害はありません。
※不妊治療にも使用されています。
■排卵日検査薬で排卵日を知る
・排卵日検査薬に尿をかけて排卵日を予測する方法です。
・排卵日の直前になると、排卵を引き起こす黄体形成ホルモンが、大量かつ急激に分泌されるようになります。
・黄体形成ホルモンのピークが現れてから約24〜36時間以内(約1日後)に排卵が起こります。(排卵は黄体形成ホルモンによって促されます)
※薬局やドラッグストアで簡単に購入可能です。薬局やドラッグストアで購入するのが恥ずかしい場合は、インターネット通販を利用されると良いでしょう。
■おりものの引っ張りテストで排卵日を知る
・排卵があるとおりものの量が増えます。(分かりますか?)
・子宮頚管には頚管粘液という液体が溢れた状態になっています。
・少しだけ頚管粘液を指でつまんで外に出してください。
・親指と人差し指で引っ張って、10センチとか15センチとか伸びて切れない時は排卵が近いと考えられます。
※自分でも出来ますが子宮頚管の位置が分からなかったり、肉体に傷をつける恐れがありますので、経験がある医師にやってもらうといいでしょう。
※上の方法以外にも排卵日を知る方法はあるのですが、いくつかの方法を組み合わせれば、より正確な排卵日を知ることが出来るでしょう。 |
|