■妊娠9ヵ月(32週から35週)
・身長・・・45センチから48センチ程度。
・体重・・・2500グラム程度。
※身長と体重はおおよその目安です。必ずしも多いから問題があるとか、少ないから問題があるという事ではありません。
■母体
・子宮底がみぞおちまで達するために、肺や心臓を圧迫して動悸や息切れから肩で息をするようになります。(時々深呼吸して息を整え、胎児に酸素が補給されるようにするとよいでしょう)
・子宮に胃が下から圧迫されるため、あまり食べられなくなる人もいます。食事は無理に食べようとせず、何回かに分けて食べるとよいでしょう。
・しみやそばかすが濃くなって目立つようになり、頭髪や眉毛が脱毛することもあります。
・おりものが増えて、小便の回数も増えるでしょう。
・乳房や陰部の色が更に濃くなってきます。
・この時期は子癇(全身の筋肉の痙攣と失神が突然起こる病気)に気をつけましょう。体に異常があった場合は、すぐに医師に相談してくださいね。
・おなかの張りはもちろん、ふくらはぎやももの付け根が突っ張った感じがします。
■胎児
・全身に生えていた産毛はほとんどなくなり、ピンク色の綺麗な皮膚に変わります。
・皮下脂肪が発達して赤ちゃらしいふっくらとした体型になります。
・まばたきをしたり、眼球を動かしたりします。
・妊娠8ヵ月で逆子であっても、9ヶ月にはほとんどが頭を下にした状態になります。(胎児が出産の準備をしているのでしょうね)
・ほとんど体は出来上がっていますので、もし早産になったとしても保育器の中でで元気に育つでしょう。早産はあまり心配することもありません。
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