■月経が止まる
生理不順もなく、規則正しい月経周期がある人が、1週間から2週間も月経が遅れるようでしたら妊娠の可能性を疑うべきです。
ですが、2週間遅れたからといって妊娠と断定してはいけません。女性の体は非常に繊細で、精神的なショックや環境の変化など非日常的なことが起こると、月経不順になることがよくあるからです。
普段から月経不順の人の場合は、月経がしばらく来ないからといって妊娠を判断することは困難です。妊娠の初期症状である、つわり、基礎体温の変化、体の変化などを総合して、ある程度は判断できます。
月経が長期間来ないからといって勝手に妊娠したと判断するのではなく、医者の診察を受けて妊娠かどうか判断してくださいね。
※妊娠していないのに3ヵ月生理が来ない場合は無月経といいます。妊娠で生理が止まるのと無月経は全然違うものです。
■月経用出血
月経と似たような出血があったので、月経が始まったと思ったら、既に妊娠していた場合があります。これを月経用出血といいます。
月経用出血は色が薄い、量が少ないなどの特徴が見られます。
■流産前出血
流産の前触れとして出血があります。この時、多くは腹痛を伴います。月経用出血と流産前出血の判断は難しいです。
※月経用出血は胎児に特に悪い影響があるわけではありませんが、流産前出血の場合もありますので、いつもと違った出血があった時は医者に診てもらいましょうね。
※月経前症候群で生理前になると体調が悪い人は、妊娠が分かりにくいことがあります。 |
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