■妊娠中便秘とは?
妊娠中に便秘になる妊婦は非常に多いです。妊娠前から便秘症の妊婦は、よりひどくなる傾向があるようです。
便秘をしていると頭痛・吹き出物・食欲低下・つわりがひどくなるなどの症状が出てきます。どんどん悪循環に陥ってしまいますので、便秘解消・便秘予防は妊婦にとって非常に大切なことなのです。
※妊婦でなくても便秘はいけません。例えば宿便は大腸がんのリスクが高まります。
■妊娠中便秘になる原因
・ホルモンのバランスが崩れて、腸の活動が鈍くなる。
・大きくなる子宮が胃や腸を圧迫して、消化器の機能が低下する。
・精神的ストレス(出産の恐怖・環境の変化など)。
・運動不足(だるいからといって動かないのはよくありません)。
■妊娠中の便秘解消法
・水分を多く取りましょう。朝起きたときに、コップ1杯の水または牛乳を飲むと腸を刺激して便通がよくなります。(飲み過ぎには注意したください!)
・繊維質が多い野菜・果物・豆類・海草類・芋類などをバランス良く食べる。(1つのものだけ多く食べたり、偏った食事はいけません)
・適度な運動(妊娠体操など)や軽い散歩をして、体の代謝を良くしましょう。
・適度に腹部をマッサージしてみる。(これは妊娠線の予防にもなります)
・トイレでいつもより長い時間がんばってみましょう!(意外と効果があるんですよ)
※下剤や浣腸を安易に使用すると流産の危険性もあります。食事療法を行っても便秘が解消されず、我慢できないほどひどい時は医師に相談してください。
※水分を取りすぎて下痢には注意してくださいね! |
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