■妊娠10ヵ月(36週から39週)臨月
・身長・・・48センチから50センチ程度。
・体重・・・3000グラム程度。
※身長と体重はおおよその目安です。必ずしも多いから問題があるとか、少ないから問題があるという事ではありません。
■母体
・体重は妊娠前と比較して約10キロも増加していることでしょう
・陰部・産道が柔らかく伸縮しやすくなり、赤ちゃんが出てきやすい状態になります。(母体が出産の準備に入っている証拠です)
・胎児の頭が徐々に骨盤の中に下がるので、胃への圧迫は軽減されて楽になるでしょう。(かといって食べ過ぎは禁物です。バランスの良い食事を心がけてくださいね)
・骨盤内に下がった子宮が膀胱を圧迫して、これまで以上にトイレが近くなるでしょう。
・へそのくぼみが無くなるほど、お腹が張るようになります。
・骨盤内に子宮が下がると、胎児は物理的にあまり動けなくなります。胎動がやや少なめになると、お産はもうすぐだと思ってください。
・出産予定日に近づくと、おりものの中に血の混じった粘液が出てくることがあります。これは「おしるし」とよばれ、陣痛開始前後や人によっては陣痛のかなり前に出てくることがあります。いずれにしても、出産が開始する前のサインになります。
※いつ陣痛が始まってもおかしくありません。お母さんは心の準備をしておきましょうね。
■胎児
・皮膚は美しい淡紅色になります。
・見かけには妊娠9ヵ月とほとんど変わりませんが、皮下脂肪で手足が太ってきてより赤ちゃんらしい丸々とした体型になります。
・頭蓋骨が硬くなって、爪も指先まで伸びてきます。
・妊娠37週以降は、体が出来上がっていますのでいつ産まれても大丈夫です。
・病気など感染に対する免疫が出来ます。母体から胎盤を通して譲り受けるのです。
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