■妊娠7ヵ月(24週から27週)
・身長・・・35センチから38センチ程度。
・体重・・・1000グラム程度。
※身長と体重はおおよその目安です。必ずしも多いから問題があるとか、少ないから問題があるという事ではありません。
■母体
・長時間立っていると、足がむくんだりすることがあります。足のむくみは妊娠中毒症の症状の1つですので、早めに医師に相談してくださいね。(多少のむくみは多くの妊婦に見られますが、むくんだらすぐに医師に相談した方が安心ですからね)
・子宮が大きくなり、下半身に負担がかかり静脈を圧迫するために、静脈瘤ができる妊婦がいます。
・胎児が大きくなると妊婦の体もふっくらと大きくなるので、血液量は妊娠前に比べて増えていますが、赤血球の量はあまり変わりません。それにより、妊婦性貧血と呼ばれる貧血になりやすいのです。
・便秘や痔になる妊婦が多いのもこの時期です。とにかく腹部を圧迫しないようにしてくださいね。
※妊娠7ヵ月からは、蛋白尿・高血圧・むくみ(浮腫)など妊娠中毒症に注意してください!
■胎児
・体が人間としてほぼ完成しているため、例え早産しても育つ可能性が高くなっています。(昔は早産した場合は厳しかったのですが、医学が進歩して保育器などができ、育つ確立が高くなったのです。しかし、早産は避けたいものです)
・指が唇に触れるとしゃぶったりします。これは乳首を吸う練習だと思われます。
・この時期に逆子であっても、羊水の中を活発に動き回りますので、まだ心配するのは早いです。自然と正しい姿勢になることもありますので、不安がったりするのは精神的によくありません。
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