■早産とは?
・妊娠24週以降、37週未満での出産が早産になります。(妊娠22週から予定日の3週間前という説もあります)
・出産は通常の自然分娩の形式で行われます。
・胎児は十分な期間の栄養を摂取出来てないわけですから、体重は平均の新生児よりも当然少なくて1000グラムから2500グラム未満の未熟児で産まれてくることが多いです。(しばらくは保育器で育つ事になると思いますが、医療技術の向上により生命に問題があるというケースは非常に少なくなりました)
■早産の原因は?
・母体に原因がある場合、胎児に原因がある場合、原因不明の場合があります。
・母体に原因がある場合・・・子宮頸管不全症、妊娠中毒症、高血圧、腎臓病などの病気があったり、子宮筋腫など子宮の異常がある時。
・胎児に原因がある場合・・・多胎(双子・三つ子など)や先天異常がある時。
・原因不明の場合・・・精神的ストレス、肉体的な過労、高齢出産、若年出産、喫煙などがある時。
※気がつかないうちに疲れが溜まっている場合もありますので、ストレスを溜めないようにしたり、十分な睡眠で疲労を回復してください。(それには周りの人間の理解・協力も必要ですね。)
■切迫早産とは?
・「早産になりかけている状態」や「早産になるかもしれない状態」を切迫早産といいます。
・軽度の場合は自宅で安静、重度の場合は入院して安静といった状態で、薬物(子宮筋弛緩剤)投与により流産を抑制する治療が行われます。
・早期発見・早期治療出来れば、赤ちゃんを救う可能性が高まりますので体調の変化に気を配っていてくださいね。
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